第5話「立ちはだかる苦難とヒッチハイカーとの出会い」
味噌カツで胃袋と心を満たした後、思いのほかお腹がいっぱいでしばらく休憩。
30分は食休みをしていたか14時あたりから動き始める。
つい居座ると私が使命を持ってここにやってきたことを忘れてしまう。あー家に帰ってだらだらしたいなーとか思ってしまうのでよくない。笑
一通りの準備を済ませて様子を伺うが、刈谷PAが今までで一番大きな駐車エリアだと言える。
車の台数は圧倒的で店の中にも人が多い。
大きいに越したことないのでラッキーくらいには思っていた。
最初は…(笑)
この日はくっっっっつそ暑くて、
メラメラした熱気で汗がコンクリに落ちるもんなら、ジュワッと蒸発するんじゃないかレベル。
また、駐車場が大きいのが真逆に働き、全体の様子を掴みにくい。お店が横に広いため (あ、いまお店に入って行ったご家族に声掛けたい。)と思ってもすぐ出てこない。
つまり…
【お店が広いデメリット】
•トイレ ご飯 お土産→ 一つ一つの時間が長い
•外が暑過ぎて、長時間 店内か車の中で涼む人が多い
•お店の入り口が複数箇所あると、声かけたかった人が遠い所から出てくるあるある。
…ここへ来て、逆に広いことで注目されにくいことも知る。(狭ければ、誰が見てもヒッチハイク頑張ってやってるなーあの人って思って情けをかけてもらえる。)
ぶっちゃけのところマジで命の危機的暑さで、途中から気付けば人が外にひとっっっりも歩いてないレベルになってきていて、蜃気楼が見えそうで(笑)、店内みんな涼しそうにしてご飯食べてるし、車の中のおじさんみんなシート倒して爆睡していて、寝てる人起こすわけにもいかないし、しかもおじさんしかいなくて、家族や女性いなくて、てか人がいなくてマジ暑くて…
完全に刈谷にハマった。
私の心がポキっと折れた音がしたそんな時、反対側から若い男性が歩いてきていて目が合う。
(まさか?乗せてくれる?…) なんて思っていたら
「ヒッチハイクですか?」
と声をかけられその小脇には…ボード!!
\\初!ヒッチハイカー遭遇 嬉しい!!//
同じ方法で同じように、己の行先に向かって頭をフル回転させるわけだから、もう戦友であり同胞でしかない。爆
話を伺うと、関西から東京に旅行できていて、その帰りに突如「ヒッチハイクをして帰る!」と告げたそうで奥様は怒って先に帰宅(笑)
夜に出発し、この刈谷で一眠りしていたとのこと…。
くっそ面白いし、行動力(笑)
わたしなんかちょー準備して不安いっぱいで始めたから、ノリで楽しくやれちゃうのとか天性。笑
楽しく話して「マジ刈谷はやべぇ!!」と盛り上がり、お互い頑張りましょう!!と励まし合い解散。(笑)
刈谷編、後半へつづく。