第1話「ブログのはじめましては、ヒッチハイクから」
………
「実は、ヒッチハイクしてる人がいたら乗せようって話してたんだよ!」
「え?! 私はむしろ…あなた方を見た瞬間 あ、この人達に乗せてもらいたい!って思って、食べてたおにぎりを口に詰め込んで、走って先回りして、スケッチブック掲げたんですよ!笑」
………
出逢った人々。
一瞬一瞬の一生懸命な自分。
月日が経てば経つほど、
感動が薄れていって不安になった。
今でも少し記憶が曖昧になっていて
ゆくゆくは忘れてしまう気がした…。
それは、絶対に嫌だ。
そう思い
あの日の夏の暑さ、めげない心
感謝の気持ち、色んな人との出会い。
一挙手一投足をいつでも思い出せるように
ブログを、はじめました! (拍手)
〜自己紹介〜
・群馬→東京
・26歳 アパレル
・趣味 アニメ鑑賞〈最近〉
自分の道を生きると決めた今年の3月からは
絶賛、無敵モードに突入! (笑)
✳︎youtube クリス・モンセンさんを知る。
3日間の無料 Vision Program にハマる。
✳︎自己啓発を中心にビジネス本にハマる。
(今まで、ダレン・シャン以外の本は読めませんでした)
✳︎本田健 出版記念 講演会/交流会
多くのエネルギッシュな方々に出会い、感化される。
✳︎7/19・20「2days ヒッチハイク」
東京⇄奈良
往復8台/18時間で…無事帰還!!
人に支えられて生きていることを実感。
1分1秒に一生懸命にになれた瞬間だった。
これが今日まで。
以下、これから。
✳︎8/24〜30 タビイク in タイ参加
初海外でバックパッカーチャレンジ!
✳︎9/19 バンジージャンプ!
…どうもチャレンジの方向性が怪しいトミーです(笑)
どうぞよろしくね。
………
※書いてたら物語タッチに。笑
▷ 4時20分 起床 → 5時 出発
空気が透き通っていて、
軽やかにランニングしている人を見て
こんなに朝早くから走っているのかと感心した。
朝日は 青と赤で 鮮やかで、
まだ眠っている静かな町の音が好きだと思った。
(不安が隠しきれない)
始発の電車に揺られて乗り継ぎをし
PA(パーキングエリア)の最寄駅へ。
タイミング良く来たタクシーで、5分。
目的の港北PAに着き、お店の裏側から入る。
▷ 7時 港北PA
私はこれからここで
【ヒッチハイク】をする。
…半年後には27歳になるいい歳の女が
急にヒッチハイクに目覚めたのだから、
初めてそれを彼や友人に告げた時
青ざめ硬直したのは言うまでもない。笑
もちろん応援してくれた人達がいたお陰で
沢山の勇気をもらい、
意思を持って準備を進めることができた。
が、それ以上に、
周りから危険だと散々言われ
幾度もやめようかと躊躇し、
焦り、不安に駆られた。
でも、
(ここでやらなかったら、
私はいつまでも【この私】のままだ…。)
それが嫌で、
なんとか自分の心に喝を入れてやることを決めた。
背には、膨らんだ黒いリュック
前には、サコッシュ。
スニーカー、Tシャツ、デニム
脇に抱えたスケッチブック。
………どう見ても
車でこのパーキングエリアに降りたひとには
見えない(笑)
(とりあえず、無事
スタート予定の7:00に着けたな…)
様子を一瞬ぐるりと見渡す。
PAの規模、雰囲気、車の台数、人数や年齢、
外と中と 自然に歩くフリをして
ドキドキしながら様子を確認する。
仕事中の運ちゃん(トラック運転手)が多い………。
出来れば、家族やカップルに乗せてもらいたい…
(なぜなら安全そうだから。爆)
とりあえずそうだ!!
まずは腹ごなしだ! (爆)
そう思い、
中のコンビニでツナマヨおにぎり購入。
自販機とゴミ箱の間。
お店を背にして、
駐車場全体を見渡せる位置で
様子を見ながら頬張っていた。
その時……
黒髪と金髪の若めな男の人2人が
数メートル先を横切った。
( ---あ。)
【あ、この人達に乗せてもらいたい。】
---作家の本田健さんが
【凪のようなもの】と言っていたが今なら解る。
【直感】だった。
私は二人が車に入っていくのを
見失わないよう目で追った。
まだ半分は残っていたツナマヨおにぎりを、
海苔が喉に張り付くのを承知で
口に頬張り、グッと詰め込み、
案の定 胸が痛くなるのを堪えながら
パーキングエリアの出口付近へと走った!
そして、ここぞとばかりに
家で用意してきた【足柄SA】
と書かれたスケッチブックを頭の上に掲げる。
(こっそり、もぐもぐ)
二人組の車は発進し、
真っ直ぐの道をゆっくりと向かってくる。
(ごっくん。)
【ここだ!!!】
スケッチブックを
左右に
ゆーらゆら。
フリフリ。
ゆーらゆら(笑)
車の中の男性と目が合う距離まできた………
渾身の……「ニコッ!!!」
( ドキドキドキ… )
車が スーーー--ー……
!!!!止まった!!!!
そこからは、
自己紹介をし、乗せてもらうことができ、
お互いの行き先、仕事、プライベートなどを話し…
1台目のヒッチハイクが見事!!!
成功したわけである(ホッ笑)
乗せてくれた二人の男性に心から感謝。
まさかの、自分達の目的地よりも先へ
届けてくれたというイケメンぶり。
「本当に、ありがとうございました!!!」
( 歯海苔してないかとか、海苔の匂い大丈夫かなとか心配しながら話してたのは秘密。笑 )
つづく。
PS:このままのペースだとボリューム凄そうだけど、自分の備忘録なのでいっか!
また次回。